一般の方が希望している建物、テレビや雑誌で流行っている建て方等、特に住宅においては夢をすべて織り込みたいとのお客様の希望が大きいと思います。しかしそこには厳しい現実があります。設計士の方は、どうしても現実的に無理、法律的に無理と、言わざる負えません。

　この時にお客様はどう思われるでしょうか？一生の夢を現実にしようとしたときに、あっさり「無理！」と言われたらどう思うでしょうか？

　私たちはバーチャルで形にしてまずは見ていただきます。例えば、北側斜線にかかる場合も、一旦は画像として起こし、北側斜線にかかるところを網を掛けるように問題の場所を確認していただきます。また、部屋に家具まで配置して、生活をシミュレーションして考えていただきます。その上で実際に無理な点をご理解いただき、建築可能なものをお客様自身から導き出していただきます。

​　こうすることで、お客様と設計士様の間において、設計士の方が現実可能な図面を書くことを可能にしていきます。